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ProTrainer 5 心拍カーブのプロパティについて

Polar ProTrainer 5 の心拍カーブ(心拍、速度、ケイデンス、高度などのグラフ)の各軸の最大値や最小値、目盛りの間隔などについては 簡単に変更できますので、自分に合わせた範囲を指定してカスタマイズすることで心拍カーブをさらに見やすくすることができます。インストールしたままの デフォルトの状態で使っておられる方は、一度試してみるられることをお勧めします。

まず、適当な心拍カーブを開いてください。カスタマイズした内容は他のすべての心拍カーブに適用されますので、どの心拍カーブでもかまいません。


心拍カーブを開いたらカーブ(グラフ)の上で右クリックし、出てきたメニューの「心拍カーブのプロパティ」をクリックします。


すると「カーブのプロパティ」というウインドウが開きます。心拍カーブの各軸の最大値や最小値、目盛りの間隔などの設定は、 全てこの「カーブのプロパティ」で行います。それでは、まず「カーブのプロパティ」の「一般」タブを開いてください。ここでは文字通りグラフ表示の一般的な設定を行います。

【グリッド】
グリッドとは「格子」などの意味で、ここでは各軸の目盛線(確かに格子のように見えますね)の表示・非表示を設定します。 目盛線は普通はあった方が見やすいと思いますので、両方のチェックボックスにチェックを入れます。チェックを入れると各軸の右のボックスが 入力及び選択できるようになります。心拍軸は目盛線の間隔を20bpmにするのが一番見やすいと思います。時間軸はトレーニング時間によりますが、 10分〜30分程度でしょう。

【水平軸】
ここでは水平軸の表示を「時間」にするか「距離」にするかの設定を行います。「時間」にすれば上のグリッドの表示も「時間」に、 「距離」にすれば上のグリッドの表示も「距離」になります。ここで「時間」と「距離」を切り替えても、グリッドの値は単位が変わっても 同じになるようです。結局「10」と入力すると、時間では10分、距離では10kmの目盛線が表示されます。

【エクササイズイベント】
ここは「ラップタイム」をグラフに表示するかしないかだけと思います。「ラップタイム」にチェック後、「ラップ番号」にチェックだけでいいでしょう。 必要ならばそれぞれの項目にチェックを入れて試してみてください。


次に「心拍数」タブを開いてください。

【心拍軸】
心拍カーブのグラフの表示範囲を設定します。私は最大が「200」bpm、最低を「0」bpmに設定しています。速度軸の目盛線との兼ね合いもありますので、 この表示範囲がお勧めです。もちろん自分の好みの表示範囲にしても問題ありません。

【目標心拍数の表示】
これはよく分かりません。特にチェックを入れなくても問題ないようです。何か分かったら教えてください(笑)。

【カーブの要素の表示】
一番上のチェックボックスは心拍カーブを表示するかどうかですが、表示しない人はまず居ないでしょうからチェックを入れます。 「平均ライン」は必要ないと思います。「背景の色付け」は心拍カーブの下側に色が付いた方が見やすいと思う人はチェックを入れてください。 私はチェックを入れています。「ターゲット領域の色付け」はチェックを入れると心拍数に応じて背景が色分けされます。 その下のボックスは「心拍領域」を選択します。他の選択肢はよく分かりません。


【速度軸】
速度軸の表示範囲を設定します。私は最大を「100」km/h、最低を「0」km/hに設定しています。前に述べた【心拍軸】の表示範囲を「200」bpm〜「0」bpm に設定しているため、心拍グリッドの目盛線が速度軸の目盛りと一致してとても見やすくなります。この設定は結構お勧めですね。 もちろん自分なりの設定でも問題ありません。

【カーブの要素の表示】
「速度カーブ」にチェック、「平均ライン」は必要ないでしょう。


【ケイデンス軸】
ケイデンス軸の表示範囲を設定します。これも「心拍軸」や「速度軸」の目盛線に合わせたいところですが、私の場合「200」rpmにすると 速度カーブと重なる箇所が多くなりとても見難くなるため「150」rpm程度に設定しています。

【カーブの要素の表示】
「ケイデンスカーブ」にチェック、「平均ライン」は必要ないでしょう。「フィルターを掛けたケイデンス」には必ずチェックを入れてください。 チェックを入れないと、下りなどで足を止めている箇所は全てケイデンスカーブが「0」に表示されるため、かなり見難くなってしまいます。 チェックを入れるとその前後のケイデンスを適当に繋げてくれ、グラフがスッキリ見やすくなります。これはいい機能と思います。


【高度軸】
高度軸の表示範囲を設定します。ここは最大、最小とも「自動」でしょう。拡大表示した場合などには、ここで高度範囲を指定すると 高度差のある見やすいグラフになる場合もあります。

【カーブの要素の表示】
「高度カーブ」にチェック、「平均ライン」は必要ないでしょう。その他はよく分かりません。「背景の色付け」はチェックを入れると高度カーブの 下側に色が付き、実際の地形を横から見たプロフィールマップのように表示されますので、ここはチェックを入れたほうが面白いと思います。


最後に詳細タブを開いて下さい。

【表示】
「エクササイズ情報ボックス」はチェックを入れると、心拍カーブのグラフの下に各種の情報の入ったボックスが表示されるようになります。 (デフォルトでは表示されていると思います)このボックスは大した内容がない上にグラフが小さくなってしまうため、私はチェックを外しています。 グラフを大きく見たいときはチェックしない方がいいでしょう。

【カーブの初期設定】
「終了時に設定を保存」にチェックを入れると、Polar ProTrainer 5 を終了しても変更した内容が保存され、次回開いた時のもその設定が適用されるようになります。 普通はチェックでいいと思います。「初期設定をリセット」ボタンは、「初期設定にリセット」なのか「初期設定をリセット」なのかよく分かりませんので、 私は押したことがありません。「ウインドウの表示設定」ボタンについては、別の機会に説明したいと思います。

【時刻の形式】
これは好みにもよりますが、トレーニングとして考えると「経過時間」にチェックと思います。ツーリングなどでは「リアルタイム」も面白いかもしれません。

【詳細】
「時間カーソルとその値を印刷しない」これも分かんないですね。特に必要ないと思います。


以上で Polar ProTrainer 5 の心拍カーブのプロパティによる表示変更の設定は終了です。設定はうまく行ったでしょうか? 

うまく行かなかったら 私の分かる範囲ではありますが、質問にはお答えしようと思いますので、 掲示板に書き込んでみてください。また、うまく行った時も連絡を頂けると嬉しく思います。







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