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(旧)PCからポラールCS400の表示を変更させる

PCとポラールCS400を接続したときに出るウインドウの中の「自転車」タブにある右側の欄の下の方に横長のボタンがあり、それを押すとHRモニターの表示を変更できると思われるウインドウが立ち上がるが、どのボタンを押しても何も表示されないためにPCから変更させることはできないようだった。

せっかく便利な機能があるのに使えないというのは本当にもったいないことなので、ポラール日本代理店のキャノントレーディングにメールで問い合わせてみた。するとすぐに返事があり、『日本語表示の対応が遅れているため表示が空白になってしまっている』という事だった。その対応の方法として『基本設定において言語の選択を自動にして頂き英語表示において、ご利用頂きますようお願い致します』という返答があった。

その通りにやってみたらほぼ希望通りの操作を行えることが分かったので、そのやり方を紹介しようと思います。PCとCS400が接続出来ているということが前提ですが、よかったら一度試してみて下さい。結構便利と思いますよ。

それでは「PCからポラールCS400の画面表示を変更する」手順を解説しましょう。
まず「Polar ProTrainer 5」を起動させてください。


「Polar ProTrainer 5」を起動させてPCに「USB接続IrDA赤外線通信アダプター」を取り付けCS400と接続させると、上のようなウインドウが立ち上がります。その「自転車タブ」の右側の欄の下の方に横長のボタンがあります。でも、この欄の中は日本語表示がほとんどないため、何のボタンなのか全く分かりません。


試しにそのボタンを押してみると上の画像のようなウインドウが立ち上がります。何となくCS400を使用中の画面表示を変更させるためのウインドウのように思えますね。CS400を使用中に本体の右のボタンでHRやスピード、時間などの表示を切り替えるときに出る画面ですね。


また試しに「▼」ボタンを押してみても空白のリストが出るだけでした。この画面の変更はCS400本体でもできますが、結構面倒臭いので出来ればPCからやりたいですね。
それではやって見ましょう。


まず最初に「Polar ProTrainer 5」の使用言語を『日本語から自動』に変更します。
上の画像の通りメニューバーの「オプション」をクリックすると出るリストから「基本設定」をクリックします。


すると「ソフトウエアの基本設定」というウインドウが立ち上がります。その一般タブの言語欄を見るとボックスの中が「japanese」になっていますね。そのボックスの右の「▼」ボタンを押すと各言語のリストがずら〜っと出てきますので、その一番下の「自動」をクリックします。
そして「OK」ボタンを押してウインドウを閉じると、ソフトの表示が下の画像のように英語に変更されます。


英語に変更された事を確認してから、再度PCとポラールCS400をUSB接続IrDA赤外線通信アダプターで接続します。すると「Polar CS400」というウインドウが立ち上がりますので、そのウインドウの「Bikes」タブをクリックし、「Speed and Distance」欄の一番下にある「Customize Exercise Displays」というボタンをクリックします。このボタンはこんな名前だったんですね。


すると今度は「Custom Exercise Displays: Bike 1」というウインドウが立ち上がり(もちろんBike 2 でも同じように出来ます)、それぞれのボックスにCS400本体の表示内容がちゃんと表示されています。英語表示で何となく分かると思いますが、とりあえず下に対訳を書いておきます。

【上段】
Average HR:平均心拍数
Calories:カロリー
Exercise Time:練習時間
HR:心拍数
Kcal/h:1時間当りの消費カロリー
Lap Time:ラップタイム
Time of Day:時刻
【中段】
Altitude:高度
Ascent:上昇
Average Speed:平均速度
Cadence:ケイデンス
Descent:降下
Distance:距離
Incline:斜度
Lap Distance:ラップの距離
Max Speed:最大速度
Speed/Pace:速度
Temperature:温度
【下段】
Altitude:高度
Cadence:ケイデンス
Distance:距離
Exercise Time:練習時間
HR:心拍数
Lap Time:ラップタイム
Speed/Pace:速度


表示内容の変更は言うまでもなく各ボックスの 右にある「▼」ボタンを押して出るリストを選択することによって行います。また、必要のない画面は その画面のチェックボックスのチェックを外すと、表示させなく出来るようです。変更が終わったら「OK」 ボタンを押して確定します。


まだこの状態ではCS400には転送できていませんので、ウインドウの一番下にある「転送ボタン」を押してCS400に転送します。転送が終了したら「Polar CS400」のウインドウを閉じます。ここで心配なら、CS400で表示が変更されているか確かめてみた方がいいかもしれませんね。


そして英語表示のままではとても使いにくいため(英語が得意ならそのままでも…(苦笑))日本語表示に戻しましょう。「Polar ProTrainer 5」のメニューバーの「Options」をクリックして出たリストから「Preferences」をクリックします。


出てきた「Software Preferences」というウインドウの「Language」欄のボックスの横の「▼」ボタンをクリックし、言語を「japanese」に戻します。ボックスの中が「japanese」になったことを確認して「OK」ボタンを押すと「Polar ProTrainer 5」の表示が日本語に戻ります。


ちなみにこれが私の表示設定です。
表示1(通常使用)
上段:心拍数  中段:距離  下段:速度

表示2(サイクリング時)
上段:現在時刻  中段:速度  下段:距離

表示3(ラップ計測時)
上段:ラップタイム  中段:速度  下段:心拍数

表示4(ヒルクライム時)
上段:心拍数  中段:勾配  下段:高度

表示5のグラフは表示させない設定にしています。 最近は表示4の勾配表示で走ることが多くなっています。


以上で操作は終了です。うまく変更できたでしょうか?

うまく行かなかったら私の分かる範囲ではありますが、質問にはお答えしようと思いますので、掲示板に書き込んでみてください。また、うまく行った時も連絡を頂けると嬉しく思います。







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