HOME >>TOP自転車CS400 >心拍カーブの拡大方法

ProTrainer 5 心拍カーブの拡大方法について

Polar ProTrainer 5 の心拍カーブ(心拍、速度、ケイデンス、高度などのグラフ)は簡単に拡大したりや縮小(元の大きさに戻す)したりできますので、ヒルクライム区間や周回コースの1ラップなどを詳しく解析したい時にとても便利です。多分、ほとんどの方が自然に拡大及び縮小をやっておられるとは思いますが、拡大方法が分からない方も居られると思いますのでここで説明することにします。

拡大は横軸が時間の場合は1分単位で、また横軸が距離の場合は1km単位で拡大されます。それ以外の単位、例えば「5分30秒」とか「5.5km」等の部分を拡大する事はできませんので注意して下さい。


まず、詳しく解析したい適当な心拍カーブを開いてください。ここでは私のメイン練習コースの「鍋谷峠から三国山ヒルクライム」のデータを用意しました。


それでは心拍カーブの拡大を始めましょう。上の画像のラップタイム1〜2が「鍋谷峠ヒルクライム」、ラップタイム3〜4が「三国山ヒルクライム」のデータとなっています。最初にラップタイム1〜4程度の範囲を拡大してみます。

上の画像のように拡大を開始したい位置で左クリックすると、その位置に縦の点線が表示されます。その点線を目標に拡大を開始したい位置で左クリックして、クリックしたまま下の画像のようにズルズルッとドラッグします。


すると縦の点線が四角の点線に変わりますので(↓下へ)


拡大したい位置(この場合はラップタイム4の右側)までさらにズルズルッとドラッグして、拡大したい範囲を選択します。カーソルの位置には縦の点線が表示されますので、それを目標にすると選択しやすいと思います。拡大する範囲が決まったら、ここで初めてマウスの左ボタンを離します。


左ボタンを離すと、選択した範囲が上の画像のように拡大して表示されます。大体ラップタイム1〜4の範囲が拡大できました。


さらに拡大したい場合は、同じことを繰り返せば横軸が時間の場合は1分まで、横軸が距離の場合は1kmまで拡大する事ができます。試しにラップタイム1〜2の範囲を拡大してみましょう。やり方は全く同じで、拡大したい範囲をマウスでドラッグして選択し、選択できたらそこでマウスの左ボタンを離します。


すると上の画像のようにラップタイム1〜2の範囲が拡大表示されます。これが「鍋谷峠ヒルクライム」のデータとなり、その日の心拍トレーニングについての解析を行うことができます。この日は流して走っていたので、全く追い込めていなかったことがよく分かりますね。


あまり拡大しすぎると何が何だかよく分からなくなるのでお勧めしませんが、エラーの修正時には大きく拡大した方がやりやすい場合があります。上と同じようにマウスでドラッグして、さらに小さい範囲を選択します。


拡大はできましたが、やはりよく分からないデータとなってしまいました。拡大しすぎはあまりよくないようです。


しかしエラー修正の場合はこれくらいまで拡大して、上の画像の一番下にあるスクロールバーで表示範囲を移動させながらやると、とてもやりやすくなります。このスクロールバーは結構使えますので、ぜひ活用してください。


最後に拡大表示から元の全体表示に戻すには、上の画像のようにツールバーの虫眼鏡の中に「1:1」と書いてあるボタンをクリックします。どんなに拡大していてもこのボタン一発で元に戻りますので、拡大範囲の選択を失敗した場合などは元の表示に戻してからやり直してください。


ボタンをクリックしたら元の表示に戻りました。この拡大表示が皆さんのトレーニングの役に立つことを願っています。


Polar ProTrainer 5 の心拍カーブの拡大はうまく行ったでしょうか? 

うまく行かなかったら 私の分かる範囲ではありますが、質問にはお答えしようと思いますので、 掲示板に書き込んでみてください。また、うまく行った時も連絡を頂けると嬉しく思います。







[自転車へ]  [ポラールCS400へ]  [TOPへ]
inserted by FC2 system