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ProTrainer 5 レポートの表示内容変更

Polar ProTrainer 5 にはトレーニング内容について5種類のレポート

1.トレーニング時間
2.心拍領域別の時間
3.距離と平均心拍数
4.エクササイズ数
5.トータルエグゼーションとペース

が用意されていますが、私は今までどのレポートについてもほとんど使ったことがありませんでした。ところが先日参加したポラールのランニング講習会で、講師の佐藤光子先生が過去のトレーニング内容についてのレポートを表示させて説明して下さり、レポートも結構使い道があると感じました。

それで今回は、そのレポートの表示内容について説明したいと思います。表示される日付の範囲なども変更してやると、月や年単位でのトレーニング内容のレポートも可能ですので、今後のトレーニングに生かせるものと思います。

では、レポートの中で一番訳が分からない「5.トータルエグゼーションとペース」を「獲得標高」のレポートに変更する手順について説明しましょう。
(「5.トータルエグゼーションとペース」を利用している方は変更はしないで下さい)


Polar ProTrainer 5を起動して、メニューバーの「レポート」から「5.トータルエグゼーションとペース」をクリックして開きます。


ツールバーの「5.トータルエグゼーションとペース」をクリックしても同じです。


すると「トータルエグゼーションとペース」という表題のグラフが表示されます。私には「トータルエグゼーション」も「ペース」も何を表しているのか全く分かりません。


上の画像のようにグラフ上で右クリックして、出てきたメニューの「レポートのプロパティ」をクリックします。


すると「レポートプロパティ」というウインドウが開きます。これを見ると棒グラフが「運動量の指数」、折れ線グラフが「ペース/速度」となっているようです。ここではメインの棒グラフを変更するため、棒グラフの行の「運動量の指数」を選択して「編集」ボタンをクリックします。


クリックすると「レポートチャートの編集」ウインドウが開きますので、「バーチャート」の横の「▼」をクリックして目的のレポートを選択します。ここでは「上昇」を選択します。


「バーチャート」欄が「上昇」に変更されたことを確認して「OK」ボタンをクリックします。


「レポートプロパティ」のチャートも「上昇」に変更されていますね。では「OK」ボタンを押してみて下さい。


すると上の画像のように棒グラフが上昇メートル数(結局「獲得標高」ですね)の表示に変わりました。週間の獲得標高グラフと下の情報ボックスには表示範囲の期間の獲得標高も表示されるようです。


それから、折れ線グラフについては必要ないので削除してみましょう。上と同じように「Running Index」を選択し「編集」ボタンをクリックします。


「レポートチャートの編集」ウインドウで「ライングラフ」欄を「未使用」に変更します。


「ライングラフ」欄が「未使用」になったことを確認して「OK」ボタンをクリックします。


レポートチャートの「折れ線2」が「未使用」に変更されました。


同様にレポートチャートの「折れ線1」の「ペース/速度」も「未使用」に変更して下さい。そして「レポート名」を「獲得標高」などの自分の好きな名前に変更します。この「レポート名」がグラフの上部に表示されます。「OK」ボタンを押すと…


折れ線グラフがなくなり、とてもスッキリしました。グラフ名も「獲得標高」に変更されました。
(逆に他のチャートを折れ線として表示させることもできます)


では次に、表示される「日付の範囲」を変更させてみましょう。

「レポートのプロパティ」を表示させて「日付の範囲」タブをクリックして表示させます。デフォルトでは「過去」にチェックが入り、「3」及び「月」になっていると思います。過去3ヶ月のレポートということですね。これを「1」及び「年」に変更して、過去1年間のレポートを表示させてみましょう。


「OK」ボタンを押すと、これは面白いグラフになりました。過去1年間ですから、毎週必ずトレーニングしていると52本の棒グラフが立つ訳ですね。週毎の獲得標高が表示されるとともに、下の情報ボックスには過去1年間の総獲得標高が表示されました。私の場合は「89,115m」だったようです。


今度は試しに「月毎」の棒グラフに変更してみましょう。上の画像のように「上昇」を選択して「編集」ボタンをクリックします。


開いた「レポートチャートの編集」ウインドウの「一般」タブで、バーの設定を「週」から「月」に変更します。


「OK」ボタンを押すと、上の画像のように見事に月毎の獲得標高が表示されました。これは結構楽しいですね。

それから、棒グラフの目盛りが以前に表示した最大値に固定されてしまうバグが発生するようです。この場合は一旦全てのチャートを未使用にしてPolar ProTrainer 5を終了し、再度起動させてから再び表示させるチャートを選択してみて下さい。私の場合はこれでうまく表示できました。


最後に裏技として、「ProTrainer 5 カレンダー日付の色変更」で「新しいスポーツの追加」について説明しましたが、同じ「サイクリング」でも「ロード練習」「レース」「自転車通勤」「マウンテンバイク」等で分けて登録すると、ここでで選択したスポーツのみレポートさせる事ができるようになります。

上の画像のように「レポートプロパティ」の「スポーツ」タブを開きます。その「レポートに含めるスポーツ」欄では10種類のスポーツを選択することができます。デフォルトでは「1」が「すべてのスポーツ」になっているため、「サイクリング」はもちろん「ランニング」やその他のスポーツも全て一緒に表示されています。そこで「1」の横の「▼」をクリックして表示させたいスポーツを選択します。(新しいスポーツの登録についてはProTrainer 5 カレンダー日付の色変更のページを参考にしてください)そして「OK」ボタンを押すと、選択したスポーツのみのレポートが表示されます。これは結構便利と思いますので活用してみて下さい。

このページで説明した事は他のレポートについても同じように使えますので、皆さんのトレーニング内容の管理などに役立てて下さい。


Polar ProTrainer 5 のレポートの表示内容変更はうまく行ったでしょうか? 
うまく行かなかったら 私の分かる範囲ではありますが、質問にはお答えしようと思いますので、 掲示板に書き込んでみてください。また、うまく行った時も連絡を頂けると嬉しく思います。







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