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心拍データのエラー修正(マウス操作編)

心拍データのエラー修正については「手入力編」でも説明しましたが、短い期間のエラーならば マウス操作だけで簡単に修正できますので、今回はその方法について説明します。

まず、「Polar ProTrainer 5」を開いてエラーのある心拍カーブを表示させてください。


上の画像は私の2008年8月9日のデータですが、24分辺りに見事なエラーが出ているのが 分かると思います。いきなり心拍は200を超え、またいきなり通常の心拍に戻っています。
では、このエラーを修正してみましょう。


これ以降の作業は心拍カーブが「距離」ベースの表示だとやりにくいので、もし横軸を「距離」で心拍カーブを表示している場合は、 画像のように「時間と距離」の切り替えボタンを押して横軸が「時間」の表示にした上で操作してください。


心拍カーブの表示が1:1の通常表示ではエラー部分の選択が行いにくいので、エラー部分を 拡大表示してみましょう。上の画像のように エラーと思われる部分をマウスの左ボタンをクリックしたままドラッグして選択します。 ドラッグする部分は心拍カーブのグラフ内であればどこでもかまいませんので、試してみてください。 ドラッグしてマウスの左ボタンから指を離すとドラッグした部分が拡大表示されます。 うまく選択できていなかった場合は、ツールバーの「1:1」というボタンをクリックすると 元に戻りますので、うまく行くまで繰り返してください。


うまくエラー部分が拡大表示できたら、エラーと思われる部分の上で左クリックします。すると上の画像のように 縦の点線が表示されます。


上記操作を行った上で、心拍カーブ画面上で右クリックして、出てきたメニューから 「エラー修正」をクリックします。


すると新たに「エラー修正」ウインドウが表示されます。これから、このウインドウで エラーの修正作業を行うことになります。「エラー修正」ウインドウが表示されたら、 三角のボタンを押してグラフのエラーの位置がウインドウ中央辺りに来るように調整します。 調整できたら「エラー修正」ウインドウの「編集」ボタンをクリックします。


そして「エラー修正」ウインドウのグラフで、エラーの始まりの部分をマウスで左クリックします。


それから、同じようにエラーが終わる部分を左クリックします。すると自動的に 青い修正ラインが表示されます。


修正がそれでよければ「確認ボタン」を押してください。うまく行かない場合は同じ操作を繰り返してください。


「確認ボタン」を押すと心拍カーブも修正されたラインに変わり、エラーが見事に修正されました。


元の1:1表示にしてもエラーがなくなって、とてもスッキリしました。マウスによるエラー修正の方法は 以上ですが、手入力よりも遥かに簡単ではなかったかと思います。ただ、エラーの期間が「エラー修正」 ウインドウのグラフ表示よりも長い場合には、マウス操作だけでは難しいですので「手入力」で修正してください


最後に画像のように忘れずに「保存」ボタンを押してエラー修正を確定してください。 以上でマウスによるエラー修正は完了です。

今回は心拍カーブのエラー修正のみ説明しましたが、スピードやケイデンスについても同様に修正できます。


心拍データのエラー修正はうまくできたでしょうか? うまく行かなかったら 私の分かる範囲ではありますが、質問にはお答えしようと思いますので、 掲示板に書き込んでみてください。また、うまく行った時も連絡を頂けると嬉しく思います。







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